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2008年8月16日
上鹿川大人と子どもの林間学校1日目
そういえば、今年になって甥っ子と釣りへ行っていません。甥っ子を誘い上鹿川へ出かけることにします。
甥っ子は、子ども達も連れていくと張り切り出します。以前の教訓から遠慮したいのですが、しかたありません。子ども達もあれから少しは大人になっているはずです、きっと。
そう信じるしかありません。
甥っ子の家へ朝早くお出迎えです、暗闇に次から次に子どもが出てきます。甥っ子の妹の子どもはすっかりお姉ちゃんになっています。でも、誰が誰だか皆目見当がつきません。大人と子どもの林間学校の始まりです。
鹿川探検隊源流部えのは班
第2次探検隊のあと、これといった成果を上げることができず、解散の噂が立っていた「えのは斑」の再結成です。第5次探検隊はこれまでになく強力です。甥っ子と甥っ子の義弟、平均年齢が若返ります。
調査開始です調査方法は第2次探検隊と同じ方法を用いることにします。林道から、大崩落した渓へ下ります。治山工事のためか以前と違い水に濁りがあります。
甥っ子と義弟に作業をしてもらい、後ろから観察することにします。この渓の荒廃ぶりは惨憺たるもので、エノハが残っているなど信じられぬくらいです。
エノハは残っていました
所々から、エノハの反応があります。ただ、渓を覆っていた木々が流されたためかエノハはとても神経質です。頭上をラインが通るだけで姿を隠してしまいます。
滝も、淵も全てが姿を変えています。よくもまあ、これだけの岩が転がってきたものだ、と感心するだけです。
予定の場所までつり上がり、エノハの生存確認という大きな成果を得、鹿川キャンプ場へ帰還することにします。
子どもの林間学校
少年は、釣りに行けず他の子ども達と水遊びをしていました。でも我慢できずに自分で仕掛けを作りエノハ釣りをしていたそうです。
お父さん達が帰ってきたので昼食を摂り、今夜仕掛けるクワガタ罠を作成することにします。おいちゃんが見本を見せます。ペットボトルを切り、タラップをこさえます。中にバナナと焼酎を入れ今夜森に仕掛けることにします。
子ども達は、簡単に逃げ出せそうな、とても大きなタラップをこさえたり、おうちのドアのように横開きにしたり、個性的な罠を作っています。
罠作成の仕上げです
罠作成の仕上げは、おいちゃんじゃなきゃできません。そうです、焼酎を仕入れなければいけません。当然奈須商店へ向け出発です。
奈須商店へ到着すると、子ども達はまずアイスを物色しています。お父さんやおいちゃんはビールです。ふと気付くとお店の外で子ども達がさわいでいます。午前中飽きるくらい水遊びをしたのに、水路にはまってグチョグチョになっています。お父さんやおいちゃんはグデグデになっています。
やっと、罠に必要なだけの焼酎を確保できました。鹿川キャンプ場へ戻り焼酎の最終調整をすることにします。