樹懶の日々
Slothとは
「sloth」は「樹懶」のこと,「樹懶」は「ナマケモノ」と読みます。アリクイ目ナマケモノ科の哺乳類の総称です。世界中で中南米のホンジュラスからブラジルに分布していて2属5種いるそうです。ミユビナマケモノは前肢の指が3本、フタユビナマケモノとホフマンナマケモノは2本。体長60cm位で、丸くて小さな顔、からだじゅうに硬い茶色の毛が生えています。四肢の爪は長く鉤のようです。
樹懶の生態
年中木の枝にぶら下がって生活していますが、背中にこけが生えているヤツもいるくらい動作は緩慢で、ほとんど木から下りないそうです。少量の木の葉(1日木の葉7枚(7g)ぐらいだとTVで見た記憶があります)・果実を食べるそうで、消化が遅く体内に蓄えている時間がとても長いそうです。
樹懶が木から下りる時
そのため極度の便秘でもないのに、排便は1週間に1回程度行えばよいそうです。この時だけは木から下りるそうですが、自分のいた木のそばに排便するので、自分のいた木の肥料になり葉を茂らすそうです。そして、またその葉を食べて木から下りて排便する。なんと効率的で環境に優しい生活なんでしょう。
樹懶の最期
痛みという感覚がないらしく、天敵のジャガーに食べられてしまう時も何時までも逃げようとするそうですが悲しいくらいにのんびりとしているため、苦しむ様子がないとTVで放送されていました。
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