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2011年5月05日
連休も最後です、キャンプ場の皆さんも帰り支度です。空は少しどんよりしていますが、午後から回復しそうです。早く帰っても道路は渋滞しているでしょう、釣りをして夕方から帰宅することにします。
いつもの渓へ向かうことにします
いつもの渓へ
先日以上にまったく水がありません、音を立てぬよう、流れに近づかぬよう、慎重に上っていきます。小さな瀬の小さな沈み石の向こう側へ毛鈎を流し込みます。
渓魚が飛び出しますが、すぐに石の影に隠れてしまいます。小さな淵の流れ出しにある、小さな石の影に毛鈎を流し込みます。やはり、すぐに石の影に隠れてしまいます。
そんなことが、何度もくり返されます。渓魚は、異常に少ない水量で非常に神経質になっているようです。もっと、距離を取らねばならないようです。
小さな瀬の小さな沈み石の影や小さな流れ出しの影へ、丁寧に丁寧に毛鈎を流し込みます。やっと、小さなやまめが毛鈎をくわえてくれます。
少し大きなやまめ
すっぽ抜けたり、毛鈎の横に渓魚が飛び出したり、小さなやまめが毛鈎をくわえてくれたり、なかなか遡行距離が伸びません。
ずいぶん前に、少し大きなやまめを釣ったことがある、小さな瀬の流れ出しにある深みに毛鈎を流し込みます。
少し大きなやまめが竿を根本まで曲げてくれます。立派な体型をしたやまめですが、まだサビが抜けていません。あまりの水量の少なさにエサを充分に獲れていないのでしょう、水から出さぬよう浅瀬で写真を撮らせてもらいます。
やまめは、それなりに釣れだしますが遡行速度が上がりません。まだ予定の3分の1しか上っていませんが、午後3時をまわってしまいました。今日は、ここまでにします。水が増えるよう、空の神様や、森の神様や、山の神様や、川の神様にお願いしキャンプ場へ戻ることにします。
奈須商店で
キャンプ場に戻ると、みんな帰ってしまったのかとても静かです。でも、のんびりはしていられません。連休に散らかし放題にした部屋や炊事場の掃除をし、帰宅することにします。
奈須商店前では、エリが疲れ果てた表情で道路に寝転がっています。道路に寝転がるのは、上鹿川の犬たちの最近の流行のようです。
車が来てもおどろきません、運転には十分注意しなければいけないようです。
エリと少しだけ遊び、大将やヨウコさんと少しだけお話をし、渋滞を追いかけることにします。
国道も、高速道路も、都市高速もたいした渋滞もないまま、港の大きな苺パフェが見えてきました。