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2007年9月28日
鹿川探検隊・第1次探検隊が解散し、3日過ぎてしまいました。私は、もっと広範囲の調査が必要だ、と確信を持っています。そこで、第2次探検隊を結成することにします。
第2次探検隊の結成
第1次探検隊は、鹿納谷の上部探検を終えたいます。しかし、西の内谷の上流には大きな源流域が残されています。
広範囲のエノハ調査をすべく第2次探検隊は上鹿川キャンプ場に到着です。でも、満月の明るい夜道のドライブだったのに、パーキングエリアで1時間以上熟睡しましたが第1次探検の疲れが残っているのか、フラフラです。
とても、源流部への探検は無理です。今日は、その辺でお茶を濁すことにします。既に多くの方がつり上がった渓へ向かうことにします。
この渓も、他の渓と同じように明るくなっています。瀬が流され、淵が埋まり、今までなかった淵が出来ています。
絶体絶命
でもつれません、そういえば秋になると渓魚のかげが薄くなったいたことを思い出します。いつも、目標にしていた大岩を捜しながら変化を確認することにします。
お天気は上々なので、のんびりとつり上がっていると後方から爆音が渓に響き渡ります。
振り返ると、戦闘機です、両翼にミサイルも確認できます。他国の侵略で戦争が起こったのか、国際テロ組織が国境侵犯したのか、それともその一員と誤認され攻撃を受けるのか身構えます。当方の武器は、釣り竿1本、ネット1網、それに毛鈎少々。絶体絶命です、エノハのように岩陰に隠れるべきかもしれません、でも間に合いません。
自衛隊機です、戦闘機が1機低空で鹿川越へすっ飛んでいきます。昔、韓国の渓で氷瀑登りをしていた頃、衝撃波の爆音にチビリ上がったことを思い出します。
そういえば、以前五右衛門風呂を沸かしている時も、パイロットの顔を確認できるくらいの超低空で2機飛んでいったことがありました。奈須商店の大将におうかがいすると、よくあるそうです、比叡山と矢筈岳の間を飛行するそうです。それなら比叡山と矢筈岳の間にネットをかけて大敷網のように一網打尽にしよう、と持ちかけたほど平和な渓に戦闘機は似合いません。
最上部へ
ブツクサ言いながら最上部へとやってきました、渓魚を釣っていないことを思い出します。真剣に毛鈎を放り込むと、やっと渓魚がつれます。大水をかいくぐった渓魚です、水から出さずに毛鈎をはずします。
いよいよ最後のプールです、思っていたよりダメージはありません。奥行きが3分の1程度になっていますが幅は広くなっています。
流芯に毛鈎を流すと、渓魚がくわえてくれます。大水の後一番の大物のようです、竿を根本まで曲げてくれます。ネットに誘い込もうとした瞬間、勝手に流れへ戻っていきました。
この流れでのつりは、今年は最後でしょう。山の神様、森の神様、川の神様、空の神様にお礼をして流れから上がることにします。秋晴れの鹿川キャンプ場へ帰りましょう。