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2006年5月3日
上鹿川で今年初めてのフライフィッシングです
上鹿川で今年初めてのやまめ
連休がはじまります。でも、実家の庭には次から次と花が咲き、休日は花に追われながら脚立に上っていました。やっと、花に追いついたので連休後半は上鹿川へ出かけることを決意します。酔った勢いでなじみのバーから、奈須の大将や管理人さんに電話を入れます、もう後戻りできません。友人や、後輩や、甥っ子を誘いますがよい返事はありません。一人で興奮しながら少し早めに出発です。
夜の高速道路を、のんびり走行し途中で仮眠もとりました。午前5時には、上鹿川キャンプ場に到着です。でも、駐車スペースがありません。大勢の方が連休の上鹿川に訪れているようです。
いつもの渓から、フライフィッシングをはじめますが、バラしてばかりです。やまめ達は、連休前半に痛い目に遭っているようです。やっと少し小さなやまめが釣れます。
バラシの原因を考えながら渓を上りますが、答が見つかりません。渓魚が敏感になっているのか、あわせが遅いのか訳が分かりません。そのうち何とか飽きる程度に釣れ始めたので、魚を観察することにします。やっと終了点へやってきたので、キャンプ場へ戻ることにします。
ふっていやまめ発見です
キャンプ場へ戻ると午後3時を過ぎています。何処へ行こうかと上鹿川をうろうろしますが、魅力のある場所がありません。何の気無しに向かった、大きな淵でふっていやまめ発見です。しかも流芯でしきりにライズしています。
どこから毛鈎を投げようかと悩みますがあまりに流れが速いので、流れの真ん真ん中の大岩に腰をかけ、昨日急場しのぎにこさえた特大の毛鈎を結ぶことにします。
ふっていやまめめがけ毛鈎を放り込むと、あっさりくわえてくれます。でも、あわせが大きいようです、すっぽ抜けてしまいます。それでも、ふっていやまめは、流芯から離れようとしません、毛鈎に見向きもしません。
しかたないので、そこらじゅうに毛鈎を放り込みます。淵の奥に毛鈎を放り込むと、小さく水面が盛り上がります。軽くあわせると、竿が大きくしなります。でも、今日の竿はScott G803/3です。余裕を持ってランディングです。岩の下で悠然と泳いでいるふっていやまめよりずっと小さな大きなやまめです。今日はこれまで、奈須商店へ戻ります。管理人さんが、今晩は私と焼酎を飲むと張り切っていたと大将が笑顔です。
宴がはじまります
気合いを入れて、キャンプ場へ戻ります。管理人さん一家や、地元の方が、特製の薪コンロの前で宴の準備をされています。
西本さんはすでに酔っているようです、普段でも大きな声が一段と大きいようです。地鶏を鉈でぶつ切りにし、網に乗せジュウジュウ焼いて、塩コショウをふりかけ食らいつきます。後は、焼酎を飲むだけです。
飲むほどに、酔うほどにみんな笑顔になっていきます。
訳が分からなくなってしまいます
人間幸せになると、現状の把握が困難になるようです。フラフラしながら写真を撮ったり、焼酎を飲んだり至福の時間が流れていきます。
でも、現状の把握ができてないのは私たちだけではないようです。テントを張っているお客さんは、子ども達だけで火遊びをしているのに気が付いていません、ついつい大声を出してしまいます。地元の青年が仲介に入ります。