ツツジの渓でフライフィッシング

私が住んでいる福岡で４月２０日にまた大きな余震がありました。電車や都市高速は止まってしまったので、昔通った道を急いで出勤します。でも福岡市内は大渋滞でどうしようもないので、のんびりモードで出勤します。

大変な事が起きましたが、一昨日通勤の途中では、造り酒屋の藤が満開になっています。見とれながら通勤し着席すると、靴の底に見慣れぬ物がついています、久しぶりに犬のうんこを踏んでしまいます、もう犬のうんこはごめんです。

昨日、床屋さんの駐車場へ着くと、車の中で変なにおいがします。また、犬のうんこを踏んでいました。ハイカラさんになったのでやま爺の工房を訪ねます。住宅地へ曲がろうとすると道路の縁石にぶつかりそうになります。何とか切り抜け、工房に到着すると縁石にタイヤをぶつけてしまいました。雑談しながら明日の予定が決まってしまいます。

2005年4月24日

前回おしかりを受けたので、前回より１時間以上早く老人を迎えに行きます。でも老人は道ばたまでやってきています。そう言えば、昔のおじいさんやおばあさんは発車時刻の１時間以上前から駅に行っていた想い出があります。

何処へ行こうかと思いましたが、前回のワープした区間２５００万光年分をつり上がることにします。いつもの所から流れに入ります、今日は誰もいないようです。でも、渓に日は射していません、水温も低く虫も飛んでいません、当然つれません。老人先行でつり上がりますが渓魚の反応がないと追求されます。先週、眼鏡を忘れたはずの大きな淵でも渓魚は姿を見せてくれません、眼鏡も発見できません。滝に打たれ願掛けをすることにします、滝の下の転石に乗っかってしまいずぶぬれになってしまいました、軽い捻挫もしたようです。

渓魚つりは簡単です

やっと渓に、日が差し込みます。老人と交代すると、小さなスポットですぐに小さな？？！！！がつれます、「？？！！！」はこうしてつるんだと、教授してあげます。少し上るとこの渓最大のプールです。老人が薮に捕まり交代です、数回毛鈎を放り込むと、少し大きな？？！！！がつれてしまいます。老人も、気合いが入ったようです。どんどんつり上がっていきます。最後の大きな淵に到着し、精力的にラインを延ばしています。さっきと変わらぬくらいの少し大きな？？！！！がつれます、一安心です。いつもの、河原に到着したので、昼食にします。今日は、助六と、かしわおにぎりと、いつものラーメンです。

源流部のフライフィッシング

いつものように、炭焼きの古道を使いながらつり上がります。老人にはもう少し幸せになってもらいたいので、古道から高みの見物をしていました。少し先行していると、気になるスポットがあります。慎重に流れまで下り毛鈎を放り込むと、また少し大きな？？！！！がつれます。老人が追いついたので交代し最後まで上りあがりますが、渓魚は姿を見せてくれませんでした。ちがう流れをつろうと古道を下ります。途中で慎重に歩き出すと老人が「熊でもいるのか」と心配します。

道ばたの水たまりに渓魚が浮いています、老人がとても慎重に毛鈎を放り込むと、少し大きな？？！！！がつれます、老人の地力が発揮されます。ちがう流れに入りますがつれません。登山道を大勢の老人たちが下ってきます、今日はこれでおしまいにします。登山者と話すのは面倒なので、雑談しながら休憩します。山を下りだすとすぐに追いついてしまいます。また休憩です、登山口に到着するとまた追いついてしまいました。

老人と別れ帰宅します、今日は犬のうんこは踏まずに終わりました。今日の幸運を、山の神様と、森の神様と、川の神様と、道の神様にお礼しながらビールを飲みます。

柳の下にどぜうは、２匹いるようです。でも、２度あることは３度無いようです。