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2005年04月17日
山桜の渓、再び
昨日は、のんびりとしすぎてとんでもないへまをやってしまいました。名誉挽回のためもう一度、山桜の渓へ出かけることにします。でも、大変なことを思い出しました。今日は、午前中仕事が入っています。それも絶対にずる休みなんかできないくらいに大事な仕事です。しかたないので、午後時間がとれるなら、出かけることにし都市高速を職場へ向かいます。
仕事は、予定よりも早く終わりました、余裕で山桜の渓へ向かいます。おなかが空いたので、なじみの中華料理店で昼食を摂ります。汁そばにチャーハン、いつものおきまりです。今日のチャーハンにはオクラも入っています。おなかがいっぱいになったので、のんびりと渓へ向け峠を越えていきます。
午後からフライフィッシングです
いつもの場所から半日遅れで流れに入ります、今日は時間がありません、食料もありません、当然のんびりと中食なんかできません。昨日大きな渓魚を発見した大きな淵まで急いで上ることにし、竿やランディングネットはサックに仕舞ったままです。昔沢登りをしていた時のようにどんどん上ります、フライフィッシングをする時の4分の1程度の時間しかかかりません。あっという間に目的の淵に到着です。
昨夜こさえたテンカラ専用と書いてある、とても太くて大きな鈎の無理矢理ドライフライ仕立を流れに乗せるとあっさりと少し大きな??!!!がつれてしまいます。昨日見つけた大きな渓魚よりかなり小さな少し大きな??!!!です。
今日の獲物
でも、今日の目的はもっと重大です、先を急ぐことにします。最後の大きな淵で、毛鈎を対岸の木に引っかけ回収に時間を要しましたが、目的地はすぐそこです。余裕で小さな滝をのっこし目的の河原に到着です。今までで一番慎重に辺りを観察しました。やっと見つけました、昨日忘れた車の鍵です。狸や猿に拾われて悪さをされたらどうしようと昨晩悩んでいました、悩みは一瞬で晴れます。
いつもとちがう流れへ向かいます
まだ、午後4時前です、後少しつりができるでしょう。いつもとちがう流れを上ることにします。薮に覆われた小さなスポットに渓魚が定位しています。うまい具合に毛鈎を放り込めぬまま見つかってしまいます。小さな滝の少し大きな淵に毛鈎を放り込むと少し大きな渓魚が竿を根本から曲げてくれます。とても力強い、立派な尾鰭の少し大きな??!!!です。少し上ると、浅いけれどこの渓にしては少し広めのプールです、毛鈎を流すとさっきと同じくらいの渓魚が釣れます。
天国への階段
プールの少し上に小さな流れ込みがあります、薮沢好きの私には、天国へ続く階段のようです。2段ほど上ると小さなプールに渓魚が浮かんでいます。毛鈎をそっと放り込むと、じっくりと毛鈎を観察しあわてて逃げ出します。きっと大きな渓魚になって、大きな子孫を増やしてくれるでしょう。気が付くと日は尾根の向こうへ陰ってしまいました。今日一日の幸運を山の神様と、森の神様と、川の神様と、昨日救助してくれた国際救助隊の隊員に感謝し、山を駆け下ります。でも、最初の淵に眼鏡を忘れてきました。明日は1日仕事なので、取りに行けません。