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2005年04月16日
山桜の渓のフライフィッシング
昨日通勤途中にある造り酒屋の山藤がほころび始めました。この藤は、私にフライフィッシングの季節を示唆してくれます。小高い枝の先で山藤が渓へ行けと告げています。職場の上司は、山桜が満開だと浮かれています。しかたありません、山桜の咲く渓へ行くことに決めました。ところが、昨日は職場がごった返し疲れ果ててしまい、帰宅するとすぐに寝てしまいました。気が付くと午前1時です、先週老人からおしかりを受けていたので暗いうちに出発しようと目覚ましを仕掛けて再度寝ることにしました。
暗いうちに目覚ましから起こされます、失礼なヤツだとしかりつけ気が付くと明るくなっています。大変です、早く出発しなければ老人から又しかられます。
今日は一人で出かけます
急いで準備し出発です、思い出しました今回は単独です、老人はいないのでおしかりを受ける心配はありません。安心して安全運転です、渓へ続く山道ものんびりと歩けます。それでも、目的地はまだ日が射していません、年寄りの言うことなど聞かなければよかったなどとぶつぶつ言いながら、いつもよりのんびりとつり上がることにします。
流れにはいると渓魚はそれなりに姿をだしてくれますが、今日の気分はとてものんびりしすぎています、バラしてばかりいます。ふと見上げると堰堤の上で山桜が満開です、のんびり気分が渓に充満していきます。
気持ちを入れ替えます
気が付くと中間点は、はるか下方になってしまいました。このままじゃいけないなと、のんびり気分を吹き飛ばしつりに集中することにします。何とか、少し大きな??!!!がつれます。
大きな淵にやってきます、慎重に毛鈎を放り込みますが渓魚は姿を見せてくれません、渓魚はいないようです。最後にもう一度真ん中の流れへ毛鈎を放り込みます、とても大きな渓魚が姿をだしてくれますが、スーと何処かへ消えてしまいます。流れの袂で仁王立ちになっていました、しかたありません。
少し上ると、すてきな河原に到着です。ちょっと一休みし、昼食を摂ることにします。今日のお昼は、お花見気分で助六です。いつものラーメンもありましたが、芝居見物とお花見は助六に決まってます。またのんびりとしてしまいます。
大きな鈎は最高さ
のんびりすると、当然バラしてばかりになってしまいます。思い出しました、今回は、新作毛鈎を試す目的もありました。ウエットフライ用の鈎を無理矢理ドライフライ仕立てにした物と、テンカラ専用と書いてあるとても太くて大きな鈎の無理矢理ドライフライ仕立てを持ってきていました。最初はウエットフライ用を試してみます、すぐに少し大きな??!!!がつれますが、鈎がなかなかはずせません。かえしをつぶすのを忘れていました。今度は、テンカラ専用です、かえしもきちんとつぶします。どんどんつれます、すぐにはずせます。毛鈎に使う鈎はやっぱ大きくてかえしのない物が最高です。気が付くと、日が陰ってきました、予定の3倍以上時間が過ぎています。急いで山を下ることにします。