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2005年04月09日
追悼つり大会
先週の週末は、逝ってしまった先輩の7回忌でした。追悼つり大会をいつもの堰堤で催すつもりでしたが、いつもの堰堤は砂に埋まってしまいました。それに、昨年逝ってしまった友人の追悼花見大会が午後から開催されることになったため、「追悼つり大会」は、中止することにし友人と墓参に行ってきました。
でも、恒例行事は必ず行うべきです、1週間遅れで先輩が好きだった渓へ向かうことにします。そう言えば、やま爺から、鹿川釣行中止のメールも入っていました。この渓は、落差が大きく途中からの退路もないので躊躇しましたが、老人を誘って出かけることにします。
フラフラです
今日は、富士重工00型軽戦車で出発です。やま爺の工房を訪ね、いつものコンビニで買い物をし、目的の渓へ到着です。ところが、私ときたら昨日行われた職場恒例の歓迎会でいつものようにお酒を飲み過ぎて歩くのがやっとの状態です、心配していた老人の方が元気です。今日は老人に華を持たせてあげましょう。快適なペースでつり上がります、渓魚は時々反応するのですがなんだか変です、堰堤を右岸と左岸からそれぞれ越えると、やま爺が浮かぬ顔をしています、先行者がいました。のんびりと仕掛けを交換しているようです。
大ワープ作戦決行
老人から「だいたい、つりを始めるのが遅い」と、責められます。私も意地があります、かくなる上は登山道に上りあがり、登山道を2キロメートルほど上りあがった渓でつりを再開することにします。現在地の標高は海抜450メートルほどでしょう、目標地点の海抜は600メートルぐらいです、老人がねを上げるかもしれませんが高低差150メートル、移動距離2500メートルのワープをすることにします。渓から登山道までは標高差100メートル弱の急登です、老人より酔っぱらいが先にねを上げてしまいます。
とりあえず昼食にします
やっとの思いで目的の渓に到着しました、河原で昼食を摂ることにします。今日は、豚骨ラーメンに老人はおいなりさん、私はかしわおにぎり、伝統に基づいた大人の昼食です。
小さな流れを、炭焼きの古道を辿りながらつり上がります。老人は今年は不調のようでなかなかうまくいきません、交代すると、すぐに小さな??!!!がつれます。老人もポイントが絞れたようです、少し大きな??!!!がつれました。支流が小さな滝になっている小さな淵にやってきます。
つりはおしゃべり厳禁
何度か毛鈎を放り込みますが反応がありません、「ここにはいても良さそうなのに」と雑談をしていると竿がしなります。大きな??!!!が姿を見せてくれます、でも、毛鈎に注意を払っていませんでした、バレてしまいます。そんなことをしながら最終地点まで上ってきました。嫌なことがあったことを全て忘れさせていただいた山の神様や、森の神様や、川の神様に感謝しながら、初夏を思わせるくらい気温が上昇した春の山をのんびりと下ることにします、対岸はこぶしの花が満開です。