おひさしぶりです
変なものが入荷しましたのでとりあえず
悪魔の一滴が作られている渓で湧き出る単なるあぶく水です
鷲鼻の綺麗なネイちゃんがカウンターで作っているのとはちょっとばかし違いますぜ
ダンナの好きな香りの樽に寝かせた少しばかし強い酒と混ぜてみましょう
2008年8月20日
遠い悪魔の巣くう北の渓から単なる炭酸水が届きました
輸入元が送りつけてきたそうだ。
暑苦しい夏の夜に、ここはひとつ炭酸割りでも作ってみることにしましょう
炭酸で割るのだから、腰の強い酒でなくちゃいけません。悪魔の家来がボトルを物色します。
同じ渓ではないけれで、腰が強くしかも私好みの香りがする樽に詰められていた酒を選んだようです。
氷を慎重に砕きグラスに放り込みます、酒の量は多めにします、炭酸水を注ぎ、放っておきます。
ソーダ水の向こうに貨物船は通っていません、三浦岬も見えません。当然です。
鷲鼻の綺麗なネイちゃんのお愛想笑いはいらないのですぐに飲んではいけません、カウンターで落ち着かせます。
炭酸のほのかな苦みがたまりません、酒の香りも負けていません、小さなあぶくの向こうで悪魔の家来がほくそ笑んでます。