今日はいつもとちがうものをご提供しましょう
色が濃くて、あぶくまでたちます
俗に言う液体パンですが
あちらでは、有名なものです
漁師のおっちゃんもご愛飲だとか
2006年12月6日
恒例の仕事が終わったので、独りで反省会を開くことにします。時間も遅くなったので、いつも夕餉を摂るスタンドバーは看板でしょう。素面でドアを開けることにします。
いつもの夕餉と同じように液体パンを注文します。
私はアイルランド産を好んでいますが、スコットランド北東諸島産の栓が抜かれグラスに注がれます。ちょっぴり神秘的なラベルですが癖のない味わいです。
液体を飲むとき固体のクズをテーブルにばらまきます。固体は液体のなれの果てです、カウンターで無限連鎖発酵を企みます。
西方諸島産
今夜もおちょうしに乗った悪魔の手下が物をカウンターに並べはじめます。今度はスカイ島の物だそうです、ご当地の一番高い山の名を名乗っています。
ドイツパン何ぞを添えていただきますが、よく合います。昔、戦争があった頃、連合国の水夫達はユーボートに脅えながら飲んでいたのでしょうか、少しノスタルジックになります。
「そういえばウニはアイルランド出身だったな」、今日も訳が分からなくなってきました。