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2011年4月13日
甥っ子が昨年から注文を受けていた機械が入荷したそうです。早速納品するとのことです、同行することにします。
昨日、軽トラックに機械を乗せ午後7時に出発です。
高速道路も、国道もガラガラです。でも、所詮納品です、安全運転です。
若い甥っ子が運転するので、途中休憩も取らずに走ってきました。ゆっくり仮眠が取れそうです。
水がまったくありません
めがさめると桜が満開の鹿川キャンプ場です。でも、渓には、前回に比べてもまったく水がありません。緑色の藻が枯れ出しています。
これほどの渇水で、上流の流れがどうなっているか心配です。鹿川探検隊エノハ班は、鹿納谷へ向け出発します。
流れは、とても細くなっていますがそれなりに流れています。昔からの淵にも水はありますが、渓魚のかげはありません。下流に移動です。
釣鐘橋から
久しぶりに、釣鐘橋から釣ることにします。甥っ子先行で釣り上がります。
綱の瀬川は、以前の大水で流れがまったく変わってしまいましたが、川は時間という力で瀬や深みを創りだしています。漁協の放流も行われているのか、深みには渓魚のかげも戻ってきています。
今日の釣りは、甥っ子にまかせることにします。時々、とても広くなった河原を利用して小さな瀬に毛鈎を流しますが、渓魚はまだ瀬に入っていないようです。
甥っ子が1段上で突然大きな声を上げます。
大物発見
淵の中で、大物が暴れ回っています、子鹿です。
水を飲みに来たのか、子鹿が甥っ子におどろき淵の中を右往左往しています。逃げ場を失ったようです。
落ち口を登ろうとしたり、対岸の岩に登り上がろうとしたり、淵を泳いだり必死のようです。隣で甥っ子がぼうっ切れを握りしめます。
「喰うのか」、と尋ねると「ちがう、襲われたときの用心だ」、とのことです、ホッと安心です。しばらく様子を見たいましたが、どうしようもないので、放っておくことにします。
大きな渓魚を釣り逃したりしながら、すてきな時間を過ごし約束の時間になりました。甥っ子の商売につきあうことにします。
納品が終わり、少しだけやまめを釣り薄暗くなる前に帰ることにします。