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2007年3月20日
福岡の大地震、あれからもう6年過ぎました。今年は、あの年と同じ曜日になっています。
先日からの東北地方の大地震の報道をみながら、過ぎ去った6年間を偲び少し感傷的になっていました。疲れも溜まり昨日は、1日中寝ていましたが、久しぶりに釣りをしようと鹿川へ車を向けることにします。
いつもの渓へ
のんびり走行できたのに少し疲れています、仮眠をとります。
眠気も覚めたようなので、今年最初の流れへ入ることにします。山の神様や川の神様や空の神様や森の神様に、一年の挨拶をします。
流れは、極端に細く緑色の藻が繁茂しています。
毛鈎を放り込むこと、青のりをかけ過ぎた焼きそばのようになってしまいます。どうしようもないので、渓魚を見つけることに重点を置くことにします。
あちらこちらを丁寧に観察しますが、渓魚のかげすらありません、大きなプールでやっとおサカナさん発見です。でも、気付かれてしまったのか、おサカナさんは藻の中へ逃げてしまいました。
プールへの落ち口に登り上がり毛鈎を放り込んでみます、おサカナさんが毛鈎をのぞきに出てきます。
じっと我慢していると、毛鈎をくわえてくれます。水面からは2メートル以上高い位置にいます、おサカナさんに空を飛んでもらいます。少し大きなやまめが釣れます。
プールを釣ることにします。
水量が少ないく足跡もないので、大きなプールだけ釣ることにします。でも、大きなプールがありません、どうしようもありません。ひたすら、河原を歩くことになります。
どこにも気配がありません、水もありません、やる気もありません。エネルギーの消費が供給を大巾に越えたようです、眠くなってきました。河原に腰を下ろし、助六で簡単な中食を採ります、ついでに仮眠もとります。
最終地点
久しぶりの、遡行に体の安定感を失ってきました。それでも、いつもの終了点まで登り上がることにします。
鯨のような大岩の向こうや、釣れたためしのない大プールにフラフラしながらも、毛鈎を放り込みます。
でも、何もおこりません、渓魚の気配がっまったく消えてしまいます。
いつもの終了点に到着です、そっとのぞき込みますが状況は変わりません。毛鈎とティペットを交換しようかとも思いますが、そのまま放り込みます。
反応があったので、合わせます、ずっしりとした重さが伝わってきたとおもうとすぐになくなってしまいます。4Xのティペットが切れてしまいます。雨が降り始めました、今日はこれでおしまいです。山の北側に残った氷瀑を眺めながら林道を下ります。