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2009年5月03日
今年初めてのヤマメ釣り
天然ヤマメ5人前。朝から職場の同僚が法外な要求を突きつけます。
塩焼きがいい。いや、バター焼きだと勝手なことを言ってます。漁労班は3名が任命されます、ノルマは1人2尾のヤマメ捕獲です。でも、竿を忘れたの、えさを持ってないの、漁労班の行く手に暗雲がたちこめます。いったい何なんだ、勝手にしろと開き直るしかありません。
休息班の見送りと、別に食べなくてもいいよ、という励ましをものともせず渓へ向かうことにします。程なくとても小さなやまめが釣れますが、当然リリースです。
少し大きくなります
やまめは既に瀬に入っているようです。渇水でとてもゆっくりした流れに毛鈎を流すことにします。せごしサイズのやまめが釣れます。
深みがあります、流れの向こう側に毛鈎を放り込むと竿が大きくしなります。慌てて竿を立ててしまいます、当然バラしてしまいます。
出発の時、喰うと宣言したのを思い出します。新作のモドシがついた鈎と交換です。
新緑
のんびりと新緑の渓をつり上がります。やまめはそこそこ釣れてくれますが大きなヤマメ釣れません。他の二人はまったく釣れないそうです。
私は幼稚園の時はキリスト教徒でした。毎週欠かさず日曜学校へも行ってました。皆勤賞ももらいました。でも、私はキリストでもガリラヤ湖の漁師ヨハネでも当然ブラピでもないし、同僚達は貧しくもないし餓えてもいない。
幼稚園で、餓えた貧しき人たちにパンを御馳走する方法も習っていないし、もし習っていたとしても覚えていない。
捕獲したやまめは4尾。どうやって5人に食べてもらおうか、少しだけ不安になります。しかたないので、釣れなかった漁労班員2人は1尾を分け合うことにしました。
みんな笑顔です、いろんな話が弾みます。雨が落ちてきたので、山小屋へ非難することにします