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2009年5月02日
昨年の年末から、公私ともに多忙な日々がくり返されクタクタになっていました。2月には長良川のすぐ側へ何度も行きましたがシラメ釣りなど頭の隅にも浮かんできませんでした。
桜の花が咲いても、花見もせず。いつもの大木の藤の花が散ってしまったのに、釣り竿を握ることもありませんでした。
せっかく手に入れた、とても良質な毛皮で毛鈎をこさえることもせぬまま4月が終わろうとしていました。
鹿納山
そんな私に職場の同僚達も気遣って、恒例登山大会と鹿川キャンプ場焼き肉大会の開催を催促もせぬままでした。でも、やっぱりアケボノツツジをみたくなります。焼き肉大会で焼酎も飲みたいものです。みんなを誘い出すことにします。
管理人さんに電話をすると、奥様が応対してくれます。今年は花が早く昨年登った鉾岳では盛りが過ぎたそうです。
標高の高いところへ行くしかありません。それなら、鹿納山へ行こうと思いつきます。比叡山林道は、営林署の小屋近くまで通行可能になっていました。車を止め出発です。
急登
登山口の看板からは、ひたすら登りです。急な尾根道でグングン高度をかせぎます。でも、ふしだらな生活が禍し参考タイムの倍の時間がかかります。
ふと、見上げるとアケボノツツジが満開です。鉾岳のものより花弁も樹高も小ぶりですが青空に映えてとてもすてきです。
写真を撮る振りをし、休憩しながらのんびりと稜線へ向かいます。まだ10時過ぎです、あまり早くついても、恒例の頂上ラーメンには早すぎるとうそぶきます。
息が上がる前に稜線に飛び出します。
稜線
縦走路は、高校生の頃走り回っていたので楽だろうと思っていましたが、小さな起伏がかなり老体に応えます。
こんなにしんどい稜線だったのかなと首をかしげても楽にはなりません。ブツブツ言いながらみんなの後をついて行くことにします。
小さなピークをいくつか越えると頂上直下に到着します。最後の岩場を慎重に登りやっと頂上に到着します。高校の時は、ここに来るまで3日かかっていたな、これなら日帰りできるかな、と不思議な気分になってしまいます。
想い出に浸ってはいられぬ事に気が付きます。頂上ラーメンの開店を急がねばなりません。
急降下
頂上は多く登山者でいっぱいです。頂上ラーメンをこさえ、急いで昼食を摂り下山にかかります。
往路を下るだけです、ただひたすらに下るだけです。光が強くなったのか、アケボノツツジの色が濃くなったような気がします。
あとは、奈須さんへ直行です。鹿川キャンプ場で焼き肉大会です。