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2008年4月19日
何もしないまま、花の季節になっています。妻の両親の見舞いや、子の受験、同僚の休業による職務多忙。毎年、毎年くり返されるハプニングで解禁が遅れています。しかたないので、他人のサイトを覗きながらの日々が続いていました。一昨日、いつもの造り酒屋の藤が花を咲かせているのに気付きます。大変ですつりに行かねばなりません。
のんびりと渓へ向かいます。
先週訪れるはずの鹿川は、先週行われた宴会で中止となりました。友人が、かなり焦っているようです。奈須の大将からもおしかりを受けてしまいそうです、夜遅く出発です。
いつものように、のんびり走行で高速道路を南下します。鹿川キャンプ場には暗いうちに到着したので少し仮眠をとることにします。
でも、いつものように寝坊をしてしまいます。今年始めての鹿川です、今日は友人と渓を上ることにします。その前に、年中行事の釣りはじめのお参りを行います。
山の神様や、森の神様や、川の神様や、空の神様や思いつくまま、お祈りをします。当然安全祈願です
いつもの渓へ
お参りも済んだので、いつもの渓へ向かうことにします。
去年の大水で河原が大きくなったので、適当に先行を交替しながらつり上がることにします。友人も、冬の間に秘密の特訓をしたのか、うまい具合に毛鈎が流れています。でも、釣れません、まったく反応がありません。
友人は、流す位置やキャスティングを修正しながら釣ったそうです。私は、酒におぼれた日々を反省していました。
流れに向かう姿勢がちがいます、当然友人の竿が先にしなります。
「おまえより先に渓魚を釣っちゃった」友人がプレッシャーをかけます。今年は、年始にミッジで釣ることを誓っています。当然、スパークルダンです、悶々とした日々に大量に巻きためています。私にも、意地ぐらい有ります。
毛鈎は、思惑どおり流れに張り付きうまい具合に流れてくれます。とてもよく見えます。でも、つれません。
今年始めてのやまめです
流れでは、大量のトビケラが飛んでいます。臨機応変、小さめのいつもの毛鈎に交換です。
辛抱しながら釣りを続けていると、私の毛鈎にもやまめが飛び出してくれます。友人が釣ったやまめより少し小さなやまめです。でも、今年始めてのやまめです、毛鈎もうまい具合に刺さっているようです。ホッとします。
適当に交替しながら釣りを続けてます。岩を上ろうとすると、「ベリ」嫌な音がおしりでします。ウエイダーが裂けてしまいます。どうしようもないので、流れに入らぬよう上るしかありません。
目的地の近くで少し大きなやまめもつれます。この調子なら最終地点のプールではいい思いが出来るはずです。
最終地点に到着です。交替で毛鈎を放り込みますが、小さなやまめが毛鈎を覗いただけでおわりです。飽きてきたので、キャンプ場へ戻ることにします。辺りは、春うららです。奈須商店でビールを飲むことにしましょう。
みんな元気です
奈須さんでは、大将やヨウコさんやエリがお出迎えです。
近況の報告や、携帯メールの方法。いろんな会話が弾みます。忘れていました、予約していた遊漁券の購入も行います。今年最初の購入者だそうです、護岸工事がはじまり、綱の瀬川は釣りなんぞには無縁な流れになっています。
これから、上流に大きな砂防を5箇所作るそうです。でも、漁協は昨年秋に放流を行っていますので義務は果たしているでしょう。当然漁業権は続いているのです。釣れようが、釣れまいが、魚の採補を目的に流れに入るなら遊漁料の納付が必要です。遊漁料は、釣り人の都合ではなく漁協の都合で納付するのです。それが嫌なら、釣りなんかやめて他のことをすべきです。
いつものように、いつもの夜がはじまりそうです
鹿川キャンプ場へ帰宅し、夕餉の準備をします。今回、友人はただならぬ気迫を持ち続けています。今夜は、いつもの豆腐と豚バラの鍋ではないそうです。
前菜は、豚バラとエノキとシメジのアーリオオーリオ。ビールが進みます。メインはボンゴレビヤンコ、宮崎産アサリのいいのがあったそうです。パスタの茹で上がりとソールの詰まり上がりが同時でなければなりません、友人にお任せです。後塩を打ってできあがりです、味蕾を塩見が心地よく刺激してくれます、たまりません。
車がやってきます、管理人さんご夫婦がやってきます。キャンプ場は、バンガローの中間に水回りを増築し、2棟続きにするそうです。流しも、水洗トイレも、シャワーも、ガスも完備しているそうです。布団まで用意されているそうです。まるで、自宅アウトドアです。
キャンプ場の未来
1泊9千円になったそうです。観光組合は、少人数のときには1部屋貸しで半額にするよう申し入れたそうです。しかし、延岡市は、他のキャンプ場と均衡を取るため、1部屋貸しは不可と回答したそうです。管理人さんは少しくらい表情です。
ゴミの処理が問題だ、と話題が変わります。ゴミは、持ち帰るべきです。確かに、ゴミを投棄する人が多くいます。キャンプ場には捨てなくても、わざわざ奈須商店の前に捨てる人までいるそうです。地元の方達に感情の行き違いが起こったこともあるそうです。どんなに立派な施設を作っても、利用する人にその気がなければうまくいきません。地元人たちがよそ者のすることで行き違いを起こしてはいけません。よそ者を怒鳴りつけるべきです、2度と利用させないようすべきです。