昨夜、友人といつものように鹿川へ向かいます。のんびりと車を走らせ国見の間に到着です。

鹿川は、マンニィの影響もなくいつもと変わりありません。ただ、梅雨が明けていないので天候もはっきりせず、夏休み初日というのにお客さんは、私たち以外には２組だけの静かなキャンプ場です。

一番好きな薮沢へ向かいます。渓は、澄み切った水がさわいでいます、沈殿物も岩のぬめりもありません。マンニィからのすてきなプレゼントです。

でも釣れません。深みには、大きな渓魚はいないようです。

夏は瀬を流せ

そうです、もう夏なんです。瀬を流すとそこら中から渓魚が姿を出してくれます。みんな元気です。少し大きなやまめが毛鈎をくわえ、瀬の中を飛び跳ねます。

瀬や白泡の切れ目を、つり上がります。そこかしこからやまめが姿を見せてくれます。夏のつりはこうでなきゃいけません。

タイミングが合わなくなりました。気が付くと、ラインもリーダーもティペットも毛鈎も蜘蛛の巣だらけです、辛抱強く除去するしかありません。

予定の淵に到着しますが大きな魚の姿はありません、キャンプ場へ帰ることにします。

今日も上流部へ

午後からは、以前大きなヤマメを釣った淵へ向かうことにします。友人を誘いますが、丸１日つりは出来ないそうです。いつもの所に車を止め、林道を歩いていると、日暮れにはまだ時間がありそうです。少し下部から渓へ下ることにします。

大きな淵や、大きな岩や、とても早い瀬がある区間です。ゴム底（ファイブ・テンのアクアステルスソール）が地力を発揮します。

大岩に登り、思いっきりキャスティングを楽しみます。とても大きな流れ出しから毛鈎めがけてやまめが飛び出します。軽く合わせるとうまい具合に行きます。やっとネットに誘い込みますが流れは１０メートルほどの岩の下にしかありません。ネットにやまめを入れ大急ぎで岩を飛び跳ねます。写真を撮り、流れに戻すと元気に泳ぎだしてくれました。一安心です。

車に戻ると、友人は先に奈須商店へ戻ったようです。

今日も訳が分からなくなります

奈須商店でいつものように、世間話をしキャンプ場へ戻ることにします。今村橋を渡り右折すると、小屋で地元の方達が宴会です。アクセルを踏み込みます、うまい具合に関所は越えたようです。

キャンプ場へ戻ると、管理棟で宴会をしています。管理人さんに見つかってしまいます。覚悟を決めて参加することにします。ビールです、焼酎です、とてもいい気持ちです。他のつりのお客さんも呼び出します。奥さんがあきれ顔です。

管理人さんは、明日アカバチの巣を取るそうです。楽しみです、おちょうしに乗って飲んでいると、みんな帰ってしまいます。明日のことなど、どうでも良くなりました。

夏は、身も心も解放してくれます。