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2007年5月06日
今日は合宿最期の日です。友人はボロボロになってしまいました。躰が動かないとこぼしています。当然です、前半の入れ込みは異常です。
逝ってしまった先輩が、以前、大型連休全部を上鹿川で過ごしたことがありました。その時先輩は、4日目に頭から渓にはまってしまったそうです。先輩の歳を二人ともとっくに追い越しているんです。
友人を上鹿川キャンプ場に残し、1人で小さな薮沢へ出発です。
やまめがいっぱい
今日の目的は昨日断念したいつもとちがうメーカーの釣り鈎の耐久試験です。小さな薮沢は、いつもより少し水が多い程度です。すぐにちっけいえのは発見です。
つり上げると腹部に黒点がまったくありません、とても綺麗なちっちぇいえのはです。少し大きいヤツやとても小さいヤツ、いろんなえのはがつれます。浮いてる渓魚や岩の向こうの渓魚、いろんなヤツがどんどんつれます。
今日の鈎はいくらつっても、鈎先が摩耗しません。問題は、昨日と同じ、CDCでこさえたウイングです。渓魚を釣ったら、流れで洗い、水分をふき取り、粉で軽く乾かし、少しだけ油分を塗布し、粉を軽くまぶします。ウイングの素材を再検討すべきです。
なかなか進めません
いらいらするくらい同じことをくり返します。1段ごとに渓魚がつれたりするので、前へ進めません。いつもの毛鈎に交換しようかとも思いますが、今日は我慢することにします。
今日も、朱色の斑点が悲しいヤツもつれます。
毛鈎を木に引っかけ、思いっきり引っ張ると鈎が伸びてしまいます。今日3本目の毛鈎と交換です。
不思議な鈎です。向こうあわせでもバレません、岩にぶつけようが20尾程度つろうが、鈎先は摩耗しません。でも、4×のティペットで思いっきり引っ張ると伸びてしまいます。
最終地点に到着です
1年分の毛鈎の処理をしながら、いつもの倍近くの時間をかけ、やっと最終地点です。
忘れていました、今回の新製品試験。ゴム底(ファイブ・テンのアクアステルスソール)の沢登り靴の試験もやっていました。
鹿川の花崗岩には最高です、長い距離を歩いても疲れません、岩からの反発もかなり軽減され、音も静かです。でも、ぬめり気のある丸い岩や、枯れ木などには最悪です。ヌルッと滑り出すと止まりません。一昨日、後ろ向きに滑って頭から落ちずぶぬれになりました。
今日も何度か、ひっくり返りそうになりました。でも、私は好きになりました。
山の神様や森の神様や、川の神様や、空の神様にお礼をし鹿川キャンプ場へ向け山をくだることにします。