連休です、元上司、前上司や友人と鹿川へ向かいます。自宅を出発する前に元上司へ電話です、すでに基山パーキングエリアを過ぎたそうです。彼らは大興奮です、小学生の遠足状態です。大急ぎで高速道路を追いかけます。

高千穂の街を過ぎる頃やっと追いつきます。のんびり走行にシフトダウし峠を越えることにします。

鹿川キャンプ場に到着すると車がいっぱいです、予約しておいたいつもの「国見の間」で仮眠をとることにします。

渓へ向かいます

元上司は、鹿川で未だ渓魚を釣っていません、渓魚と人出と渓を計算します。何せ連休後半です、人出が一番の要素になるはずです、少し薮はうるさいけれど一番好きな薮沢へ案内することにします。「みんな喰う」気合いとともに出発です。

元上司は餌釣りです、竿が少し長いようです。薮が開けたところだけに竿を出しながら、のんびりとつり上がってもらいます。小さいけれど、渓魚はいっぱい浮いています。

元上司が、大岩の上から真剣に探りを入れています。そういえば前上司の姿がありません、捜索活動を開始です。

うまくいきません

前上司発見です、下流の開けたところでやまめを１尾釣ったそうです、とても晴れやかです。「元上司が待ってるよ」、と先を急いでもらいます。

大きな淵で、すこし「ふっていえのは」発見です、前上司が竿を出すことにします、元上司と見学です。何度かえさを流しますがうまくいきません、あまりに釣れないので二人とも飽きたようです。

友人との約束の時間になっています、渓魚も１尾じゃしかたありません、交替です。川の神様から渓魚を数尾だけ分けてもらいキャンプ場へ戻ることにします。

奈須商店へ

キャンプ場では友人が怒っています、川に入ったとたん渓魚がつれたそうです。でも、すぐに先行者に追いついてどうしようもなくなったそうです。元上司と前上司が「ビールが飲みたい」、と騒いでいます。

しかたないので、奈須商店へ向け下っていきます。お店の前ではエリがおりこうさんにお出迎えです。

生ビールや豆腐がテーブルを飾ります、エリは「ソーセージがほしい」、と騒ぎ出します。上司達は、お土産の御幣を大量に買い付けています。元上司は、「天保二年」を追加しています。

宴がはじまります

鹿川キャンプ場へ戻ると、車がいっぱいです。最近は、オートキャンプのお客さんが増えバンガローは人気薄だそうです、テントと車がキャンプ場を埋め尽くします。

五右衛門風呂に火を入れ、上司達持参の焼き肉をはじめます。管理人さんや、中村さんや、地元の方がやってきます。猪や鹿肉の差し入れまで頂きます。

上司達や友人は、疲れたといってさっさと寝てしまいます。幼稚園の先生役はおわりです、ゆっくり焼酎をいただきます。

すてきな環境は、時間を戻す効果があるようです。