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2008年9月27日
昨日は、大忙しでした。
20名程度の方々を隣町のホールに案内し、先輩の小言を聞きながら食事をし、人であふれる繁華街をバスでのんびり通過し、毛鈎が足りないことを帰宅したとたん思い出しせっせとこさえました。
仮眠もとらぬまま、先輩が住む町へ向かいます。
前回福岡を出発する時に給油したままなので、鳥栖インターチェンジ付近でスタンドを探します。満タン、目一杯給油すると50リッターも入りません。燃費がかなり良くなっています。
いつもの渓へ
高速道路で睡魔と戦い、国道のタヌキを避けながら、やっと鹿川キャンプ場へ到着します。今日は、先輩はトレッキングをするそうです。
今年使うことがなかった、Scott G803/3を使うことにします。この竿なら流れの向こうや落ち込みの脇の小さなポイントに難なく毛鈎を乗せ続けられるはずです。先輩にヤマメをいっぱい御馳走することにします。
早々に1尾釣れます、塩焼きなんぞにするとよさげなサイズです。川の神様から分けていただくことにします。
安心したのがいけないのか、睡眠不足がいけないのかボーとしてきます。大きな渓魚はそれなりに姿を見せてくれますが、うまくいきません。
気合いが入りません
何度も釣り損ないますが、頭に来ません。ボーとしたままです。
少し小さなヤマメが釣れたので、少し早いようですが今年のつりはおしまいにします。
少しだけ明るくなった林道に登り上がり、秋の気配を楽しみながら鹿川キャンプ場へ戻ることにします。
林道脇のしげみで鹿が鳴いています。さほど離れないところに小さな動物が立ちすくんでいます、子鹿です。じっとこちらを見ています。
前回もこの位の間隔で遭遇しましたが、あわててシャッターを切ったため手ぶれを起こしていました。今回は、ゆっくりとシャッターを切ることにします。所詮防水カメラ、この程度にしか撮れません。でも、防水カメラだから一日中ポケットに入れておけます、何時でもすぐにシャッターを切ることができます。
しげみでひときわ高く鹿が鳴き、それを合図のように鳴き声と反対のしげみに消えていきました。それにしても、今年は子鹿と何度も遭遇します。鹿川キャンプ場の中でも夜半過ぎに鹿の気配がすることもありました。
鹿の農作物や森林に対する食害が一層問題になりそうな気がします。この近辺の食物連鎖の頂点が誰かを明確にしなくてはいけないのかもしれません。
鹿川キャンプ場へ戻ると、先輩は熟睡していました。3時間程度初秋の山里をトレッキングしたそうです、少し晴れやかな笑顔です。でも、昨夜砥用のコンビニで購入したパンがありません、お腹が空いたので食べてしまったそうです。
コンロと鍋とその横には棒ラーメンも置いておいたのですが、先輩を空腹の状態で2時間も放置していた私が悪いのです。やっぱりこの部屋の頂点は、先輩です。今夜の食材を仕入れに奈須商店へ向かうことにします。