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2008年9月22日
小さな薮沢へ
今日は、休みをもらっています。でも、釣りも3日目ともなると体が動きません。小さな薮沢へ向かうことにします。
先日の台風の雨で増水し、やまめが支流に遡上したかもしれません。小さな流れに大きなヤマメを追うことにします。まずは、カレーを温め朝食を摂ることにします。
鹿川キャンプ場には今日も同じ車が止まっています。皆さん20年来福岡からお見えの方達だそうです。皆さんが何をされているか、何処を目指しているか想像できないのですが少なくともこの渓にはいないようです。
大きな流れを飛び越え、小さな薮沢を目指します。流れにはいると予想どおり水量が増し、いい感じです。でも、反応がまったくありません。
最終地点間近
浅く小さな流れに、魚影を探しますがまったく見つかりません、毛鈎に反応もありません。やまめは、この渓を捨ててしまったのでしょうか。
そういえば、虫もまったく飛んでいません。えさがなければ渓魚が住めるわけありません。
最終地点が見え出す頃、白泡の下にある岩陰から渓魚が毛鈎を追ってきます。開きから毛鈎が流れ出す寸前に毛鈎をくわえてくれます。小さな流れの大きなヤマメです。そっと流れに戻します。
最終地点
少し歩くと、以前やまめを釣った小さな淵に到着です。静かに毛鈎を浮かべると、静かに渓魚が毛鈎をくわえてくれます。
小さな淵の大きなやまめです。そっと淵に戻そうと思います。
思い出しました、私は水中撮影可能なカメラを持っているんです。水中のやまめの写真を撮るために購入したのです。今まで数回撮影を試みましたがうまくいきません。
しかたないので、リリースする直前にシャッターを切ることにします、撮影成功です。
最終地点の淵に到着すると、大きなヤマメがライズしています。岩の上に登りタイミングを計ります。1回2回3回、じっと我慢です。どうしたことか、4回目がありません。見つかってしまったようです。
鹿川キャンプ場へ
気が付くと、槭が紅葉を始めています。少し早いようですがクタクタです、鹿川キャンプ場へ戻ることにします。
ゆっくりと休息し、カレーを温め夕食を摂ることにします。
気が付くと、渓を霧がはい上がっています。霧が夕焼けで赤く染まっています。明日は、上鹿川の運動会です、お天気が心配です。
夕餉もすんだので、奈須商店へ下ることにします。向こうの道から見慣れた軽自動車がやってきます。今日の宴の始まりの予感です。