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2007年1月02日
友人が復調します
一昨年急病で倒れた友人が、昨年秋のリハビリの成果からか復調の兆しです。料理を作ったり、つりに対する意欲がのぞきはじめました。
友人は、これまで「寒いから」、と言っては拒否続けていた新春恒例まったくつれないニジマスつりと高速道路渋滞の旅1泊2日に参加を申し込みしました。
出発は午前4時と脅しを入れますが、ヘッチャラのようです。釣具の補充なんかを一人で楽しそうにやっています。
今年初めてのフライフィッシング
雨上がりの細見川
午前4時部屋の窓を誰かがノックします。本当に友人がやってきます。しかたないので、細見川へ向け出発することにします。自宅から大通りへ車を走らせますが、人がまったくいません。天神にもまったく人がいません。こんなに人がいない天神は久しぶりです。
車が1台も走っていない都市高速から高速道路へ車を走らせますがパラパラと車が走っている程度です。みんな何をしているのでしょう。
天気予報どおりの小雨降る細見川へ到着しますが、昨年までとうって変わり漁協の看板がありません。漁協の試験放流も終わったようです、川がみんなのものに戻っているようです。天候の回復を車の中で待つことにします。近所の方が不審な顔をして通り過ぎていきます。
やっと天候も回復してきました。薬品臭くなったレギュラーコーヒーとバックの隅っこで腐ることさえ忘れてしまった2005年11月19日で賞味期限切れのオイルサーディンをパンに乗せ軽く食事を採ることにします。
今年初めてのフライフィッシング
今日目的は、友人はリハビリ、私は竿振り。細見川で渓魚がつれる気はしないので、とびっきり大きな毛鈎をウルトラライトと名乗る少し重たい竿でふることにします。
友人は、キャスティングをまったく忘れたようではありません。怪我のせいで、左半身に軽い麻痺があるとのことですが無駄な力が入らないのか今までよりうまい具合に行っているようです。
でも、やっぱりまったくつれません。友人がジャンパーの裾をぬらすまで深みにはまりますがどうしようもありません。途中であった釣り人はダウンに流し、沈めた毛鈎を扇状に操作しているようです。そうしないとつれないのかもしれませんが、やったこともないので諦め奈須商店へ向かうことにします。
2007年初めての上鹿川
奈須商店のお正月
上鹿川へ到着です、ダンナもいます、マッちゃんもいます、大将もヨウコさんもいます。みんなとご挨拶です。謹賀新年、正しいお正月がやってきます。
ダンナとマッちゃんが帰宅し、残された4人で世間話をします。友人はビールをグビグビ飲んでいるようです。
そういえばコロがいません、嫌な予感です。恐る恐る大将に尋ねます、昨年12月11日に交通事故で逝ってしまったそうです。また寂しくなってしまいました。
御幣や木挽
お店に御幣が戻ってきました。ビールや4合瓶やワンカップを仕入れ上鹿川キャンプ場へ上っていきます。今日は鉾の間です、管理棟が取り壊されたのでいつもの国見の間は毛布で埋まっています。
いつものように、炊事場の蛇口をひねりますが水がでません。いくら待っても水はでないようです、久しぶりに水くみ当番をします。五右衛門風呂は中止です、当然です。
部屋に戻ると、友人がゴソゴソしてます。醤油がないので探しているのだそうです。今晩の御馳走は豚シャブです、不安が広がります。塩で味付けした鍋をいただくことにします。