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2003年09月14日
さあ、連休です。今回は1人で出発します。
鹿川の在来種がどんなものか、沢ごとで特徴があるのかを研究しようと意気込んでいます。元々川におちたクライマーですから枝沢なんかへっちゃらです。ロッドだってScottF552/3を持っているから水面から1mも空間があれば何とかなります。キリスト教徒じゃないから地べたで四つんばいになっても、竿をくわえ地べたをはいずりまわっても、渓魚の前で土下座してもかまいません。ティペットだって Silver Scale No.1です、蜘蛛の巣も、小枝も、大木にだって大丈夫。
でも、朝イチからは勘弁してと開けた沢にはいることにしました。9月10日の午後2時から12日の午後3時までの間に上鹿川の雨量計は479mmの観測値を報告しています。しかし、さすが鹿川の流れです。プールの2/3程度は白泡ですが水に一切の濁りはありません。沈殿物が流されてひときわ澄みきっています。水量も平水から20cm多いくらいでしょう。
「最近は雨が降るとすぐに水が出てすぐになくなる」と、以前地元の人と話したことがありました、山の広葉樹が伐採され針葉樹が増えたためでしょうか。「広葉樹」じゃお金になりませんもの、しかたないのかな。鹿川特有の重い水です、水量からすると今日はとんでもないことになってしまいそうです。
人が入っていないのかヤマメはヤマメの場所からきちんと姿を出してくれます。すぐにドラッグがかかるためキャスティングを嫌と言うほどしなくてはならないので予定の行程の半分も行かずにめげてしまいました。釣れたのは渓魚に朱色の斑点は有りません、しかし、パーマークがまん丸なものや流れているものもいますし、その数もまちまちです。背びれ、臀びれの白い縁取り、黒点が少なく虹色に輝く腹部がとてもきれいでした。