朝です、雨です、午前５時に起きたというのに、長い一日が始まります。早く目が覚めた雨の日は、とても退屈します。こんな日は、何か食事をしながら時間をつぶします、ご馳走なんかじゃなくてもかまいません、お好み焼きなんかをゆっくり作るのです、できる限り時間を使って。ゆっくり食事をしてもまだ時間があれば読書をします、それでもまだ時間があればコーヒーを入れます、当然レギュラーです。

まだまだ時間があればもう寝るしかありません、道具の手入れなんかしてはいけません。

でも、だんだん退屈してきました、もう勘弁です、地蔵岳の滝がとても立派になっています。

五ヶ瀬川鞍岡地区

雨は午後になってもやみません、あきらめて帰ることにします。国道２１８号を快適に走ります、高千穂の街を走り抜け、津花トンネルを通り抜けると、あれだけ降っていた雨も降っていません、路肩には水たまりすらありません。帰りの駄賃に、鞍岡へよることにします。遊魚券を購入です、販売所が解りません。ありました、「遊魚券売捌所」と立派な杉板が酒屋のショーウィンドーの中に立てかけてありました。早速購入します、もちろん年券です。夏至を控え１年中で一番日が長い月です。

まだ午後５時にもなっていません、暗くなるまで釣れば２時間以上釣りをすることができそうです。上流に向け車を走らせます、流れはさほど増えていないようですが、どうしたことでしょう、また雨が降ってきました。下り場所が解りません、右往左往し、やっと河原に下りることができました。水は、綱の瀬川に比べると軽いのでどんどん釣り上がります。でも、タイミングが合わないのです、どうしたことでしょう。

川底が岩盤になっているところまでやってきました、岩盤に何カ所か割れ目のようなところがあります。スイートスポットです、フライもうまい具合に流れていきます。割れ目から大きな渓魚が飛び出してきました。うまいタイミングであわせたつもりです、竿がしなります。渓魚を寄せていると逃げられてしまいました。がっかりです、でも今の渓魚色が違ったようです、何か黄色いような気がします。そうです、鞍岡地区にはイワナもいるんでした。ヤマメのつもりで釣っていました、タイミングが合うわけありません。