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2003年04月27日
今日も3人で鹿川です
朝は、キャンプ場の橋から入ります、3人で交代しながら釣り上がっていると、また餌釣の人です。この人もペースが遅くどうしようもありません、場所を変えることにし流れから出ることにします。
キャンプ場に戻る時橋の欄干に見たことのない看板があります。「キャンプ場の橋から上(鹿川のみ)を在来種の保護を目的に禁止区域とする」と書いてあります。
知らない内に密漁者になっていました。キャンプ場から上には、漁協により放流は行われていませんが、観光組合等の放流が行われ、明らかにアマゴが混ざった渓魚が生息しています。また、「宇土の内」「鹿納谷」も上流は在来種ではなく、国有林伐採時に作業の人たちが下流から多くのヤマメを移植したそうです。
昼食をとり別の沢へ移動です、3人交代で釣り上がります。元気できれいなヤマメがたくさん釣れました。
看板のことを管理人さんに尋ねると、その存在すら気づかず、漁協から連絡もなかったそうです。帰り道ビールの空瓶を返却するため奈須商店に寄りました。大将に、看板のことをたずねると「連絡も何もない」とのことです、ヨウコさんも「そういえば漁協が訪れてきたが何も言っていなかった」とおっしゃいます。あそこが釣れないと訪問者が減るのじゃないかと心配されています。夏休みにキャンプに来た子どもたちも釣りができなくなってしまいます。漁協は、地元と協議しないで看板を設置したようです。確かに、漁業権は漁協が持っているのでしょうが、川は上鹿川全体の財産ですし収入源にもなっています。地元ともっと協議してほしかったと思います。行ける流れが一つ無くなりました。